お久しぶりです。とらいろです。
今回は品薄で入手困難だったMOTU M4のレビューをやっていきます。
初めてオーディオインターフェースを買う人に向けた解説をしていきます。
買う前や買った後の参考にしてね。
ところで、MOTUってモツ鍋みたいですけど、
正式名称は『Mark of the Unicorn』らしいです。クソかっこええ。
開封
届くのに100日くらいかかりました…。
念願の対面です。

正面と背面

withガバガバ定規
謎の緑のテープでの製造ミスはありましたが、オリジナリティってことで。
電源供給とパソコンから音を取り込むのはUSBケーブル1本でやります。
いわゆるUSBバスパワー。
USB-TypeC、裏表関係なくさせるタイプのあれですね。
ちなみにUSB2.0です。(Type-Cなのに!)

電源スイッチ付きです。忘れないように!
まずは音を出してみる
とりあえずパソコンの音をこのA I/Fを通してヘッドホンで出力してみます。
必要なケーブルはUSBケーブルとヘッドホン用のケーブル。
ここがちょっとわかりにくいので簡単な画像を作成。

確認する点は3つです。
I/F側はUSB Type-Cのケーブルを使用する
I/Fに付属しているのであまり問題はないかもしれませんが、
上質なケーブルを使用すると安定性が向上するかも。
Anker PowerLine+ III USB-C & USB-C 2.0 ケーブルってやつ使ってます。
I/F側がUSB2.0なのでケーブルも2.0で問題ない
自分の使っているヘッドホンの端子を確認する
標準プラグなのか、ミニプラグなのかを確認します。
ほとんどのスマートフォン、PC、イヤホンやヘッドホンはミニプラグです。
高級オーディオ機器の場合は標準プラグが使われることがあります。

上が標準プラグ(変換するためのやつ)AT501CS
下がミニプラグです。AT544A/1.5
結構大きさは違うので判別はつくはず。
私の愛用しているヘッドホン、ATH-M50xBTはミニプラグでした。
標準プラグのケーブルをもっているか確認する
I/F側は先ほど説明した標準プラグを使用します。
もし自分の使用しているケーブルの端子に標準プラグが無い場合は、
新しいケーブルを購入するか、変換プラグを購入しましょう。
私はこちらの変換プラグを使用しました。


フロントの右端の端子を使用します。
ドライバーをインストール
MOTU M4のサイトへ行き、ドライバーをダウンロードします。
私はWindows環境なのでWindows用のドライバーをダウンロード!

Macならドライバーを新しく入れなくても動くっぽい。
インストーラーを実行すれば、ドライバーが追加されるはずです。
あとは、サウンドのコントロールパネルの再生タブを開き、Out 1-2を既定のデバイスとして設定すれば準備完了です。
鼓膜を守ろう!
さっそく音楽でも聴きたいところですが、
その前にヘッドホン端子の上のノブを調節してください。
白い線が左下に来ている状態です。
その状態から音を出し、徐々にノブを回しましょう。
突然爆音がならないためにね。
これで音が聞こえるはずです。
音質
価格から考えられないほどの音質。
音の情報量が圧倒的に増えました。最高です。
リスニング,DAC用途として購入しても問題ないレベルだと思います。
数十万円クラスのIFで使用されているESS Sabre32 Ultra(TM)DACテクノロジーを搭載しているそう。
遅延
感じないです。3ms程度かと。
高スペックなPCであるほど低遅延を実現できます。
ゲーム用途
音の情報量が増えたので、音の聞き分けがしやすくなりました。
地面の材質によって足音が変わるゲームに特に有効だと思います。
配信用途
ドライバーにループバックが追加されます。
マイクや各楽器から出力された音声とコンピューター内の音声をミックスさせてストリーミングできます。
ヘッドフォンアンプかオーディオインターフェイスか
ヘッドフォンアンプは本当にリスニングしかしない人向け。それ以外の機能が無いのでリスニング用途ならコスパは高いかな?
どっちか迷っている人はオーディオインターフェイスを買うことをお勧めします。
一PCに一台A I/F。
ダイナミックマイクやコンデンサーマイク、MIDIキーボードの接続等、出来ることが大幅に増えます。
最後に
入門機にちょっと足したくらいの価格でミドルクラスレベルの製品が手に入ります。
この価格帯ならこれ一択ではないでしょうか。
これからMIDIキーボードやダイナミックマイクを接続していく予定です。
今回紹介していない端子やノブの役割はそちらの記事で紹介する予定です。
こちらの記事でフロント側の端子について紹介しました。
皆さんも1台オーディオインターフェイス、買ってみてはいかがでしょうか。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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