ケースファンの排気用にお勧めの12cmファン、『NF-S12A PWM』のレビューです。
“排気用”ケースファンにおすすめな理由
NF-S12Aが静圧(mm H2O)ではなく、風量(m3/h, CFM)重視タイプだからです。
風量は送り出せる風の量を表します。
静圧は風を送り出す力を表します。
静圧が高ければ高いほど、遠くまで風が届きます。
ケース内に風を送りこむには力が必要です。
なので、吸気用のケースファンには静圧が必要という訳です。
一方、排気用途では何もない空間に多くの風を送り出すだけで良いので、
静圧よりも風量が重要です。
https://noctua.at/en/products/fan
Noctuaのファンは上記のサイトで比較できます。
風量だけなら、高級万能ファンA12x25よりもS12Aのほうが大きいことが分かります。
開封
高級感のある箱でかっこいいです。
最大回転数を抑えるものや、Y字型, 延長ケーブルも入ってます。
よく色がネタにされてますが、単体だと結構かっこいいです。
取付
さっそく取り付けていきます。
ケースのリアにつけます。排気用です。
ファンは、ネジもしくは「アンチバイブレーションマウント」と名付けられたもので固定します。
これですね。
これを使えばねじを使わずに止めることができ、振動も軽減してくれるそうです。
2つしかつけることができませんでした。
ケース内部からさきっぽを結構強い力で引っ張らなければならないのですが、
CPUファンのヒートシンクが邪魔をして、内側からどうにもつかみにくくて諦めました。
静音性や風量について
静音性はさすがといったところ。
風量もばっちりです。静かな割に結構やりますね。
どんなファンでもぶん回せば風量が出ますが、
Noctuaの凄さは小さい回転数でも風量が出てノイズが小さいことですね。
PCがたしかに強化されたので満足です。
ちなみに、吸気用ファンを安く済ませたい方はTOUGHFANがおすすめです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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